Plofile
2010年、アルゼンチンタンゴを演奏する目的で集い、成増の小さなミュージックバー「Bar Nyarango( 旧On The Railroad)」で生まれ育つ。『終わりは新しい音楽の始まりー』そんなサウンドを目指すという思いをこめ「LAST TANGO」と命名し、2011年バンドとして正式に船出を果たす。
アルゼンチンでのソロアルバムのレコーディングなど、本場での経験も持つ情感溢れるバイオリンの柴田奈穂を筆頭に、その圧倒的なパフォーマンスでオーディエンスを魅了し続けるアコーディオンの田ノ岡三郎。ギターには、かつて志賀清氏や藤沢嵐子氏のバンドに在籍経験を持つ江森孝之。そして、抜群のタレント性を持つベース西村直樹。ボーカルには、「LAST TANGO」の発祥の地である「Bar Nyarango( 旧On The Railroad)」の歌姫マヤン。
アルゼンチンタンゴの伝統を大切にしながらも、様々なジャンルのテイストを取り入れつつ、メンバーの個性を生かした独自のサウンドを築いている。カバー曲に加え、オリジナル曲も多数。
2013年ファーストアルバム「LAST TANGO」をジパングレーベルよりリリース。
2015年本場ブエノスアイレスで現地のミュージシャンと共にレコーディングを行い、セカンドアルバム「La Usina ー LAST TANGO en Buenos Aires」を製作。BIGTORYよりリリース。ブエノスアイレスでは、FMラジオ出演で現在の日本のタンゴシーンを担うバンドとして紹介され、急遽現地での追加公演も果たした。
2017年アストル・ピアソラのオペリータ「ブエノスアイレスのマリア」公演。秋の通算100回記念ライブとして、ピピ・ピアソラ(アストル・ピアソラの孫)率いる「エスカラムドゥルム」のほか、世界中で活躍めざましいコンテンポラリー・タンゴピアニスト、ニコラス・ゲルシュベルグ氏をブエノスアイレスよりスペシャルゲストに迎えて演奏し好評を博した。
東京に拠点を置きつつ、ホール公演も含む全国へのツアーを展開中。
さらにオリジナリティ溢れるサウンド目指し、日々深化している。

柴田奈穂 Naho Shibata バイオリン Violin
6歳よりバイオリンを始める。
これまで、主にクラシックを仙崎明子氏、タンゴをフェルナンド・スアレス・パス氏、ポップスを中西俊博氏に師事。
アストル・ピアソラの音楽に衝撃を受けアルゼンチンタンゴに傾倒する。
2006年に単身アルゼンチンに渡りバンドネオンのワルテル・リオス氏をはじめとするブエノスアイレストップミュージシャンたちとファーストソロアルバム「ブエノスアイレスの冬」を現地レコーディング。それ以降、度々ブエノスアイレスを訪れ、現地のミュージシャンたちとレコーディングやコンサート、レッスン、ラジオ出演などを重ね、研鑽を積む。
現在「LAST TANGO」主宰。同バンドでこれまでに2013年ファーストアルバム「LAST TANGO」、2015年現地ミュージシャンたちをゲストに迎えたブエノスアイレス録音のセカンドアルバム「La Usina -LAST TANGO en Buenos Aires」をリリース。
2017年、ピアニスト ニコラス・ゲルシュベルグ氏とのデュオアルバム「Bs.As. Tokyo Conneccion」をリリース。
現在、「オルケスタ・ティピカ・パンパ」「PUERTANGO」などに参加。
情緒豊かな音楽性と情熱的でパワフルな音色を生かし、海外公演やアーティストサポートを含む様々なステージやレコーディング、弦楽アレンジなども手掛けるなど精力的に活躍中。
メディアへの提供は、これまでに2015年荒井晴彦監督、二階堂ふみ、長谷川博己主演「この国の空」でのソロを含む演奏とアレンジをはじめ、NHK Eテレ「ひみつのちかランド」にてソロ演奏、その他 CM、映画音楽など。
京都出身。東京在住。
